ORIGIN
起源と歴史
西洋占星術の起源は、紀元前二千年以上前のメソポタミア文明にまで遡ります。バビロニアの神官たちが夜空を仰ぎ、星々の動きと地上の出来事の関連を記録し始めたことが、この壮大な叡智の始まりでした。
ギリシャ・ローマ時代に体系化され、中世ヨーロッパでは大学の正式な学問として教えられていました。ケプラーやガリレオといった偉大な天文学者たちも、占星術の研究者でした。科学と神秘が分かたれる以前、星を読むことは宇宙を理解することそのものだったのです。
現代の西洋占星術は、心理学者ユングの元型理論との融合を経て、「心理占星術」として新たな深みを獲得しています。星の配置は、あなたの無意識に刻まれた元型のパターンを映し出す鏡なのです。
METHODOLOGY
天球の言語
太陽星座
あなたの核となるアイデンティティ、人生の目的、意志の方向性を示します。最も広く知られていますが、それは物語の序章に過ぎません。
月星座
感情の世界、無意識の反応パターン、心の安らぎの源を表します。太陽が「なりたい自分」なら、月は「素の自分」です。
アセンダント(上昇宮)
生まれた瞬間に東の地平線に昇っていた星座。社会に見せる顔、第一印象、人生への取り組み方を決定づけます。
惑星のアスペクト
惑星同士が織りなす角度の関係。調和のアスペクトは才能を、緊張のアスペクトは成長の課題を示します。
PHILOSOPHY
西洋占星術が語ること
西洋占星術は、「あなたは宇宙の縮図である」という思想に基づいています。マクロコスモス(大宇宙)とミクロコスモス(小宇宙=人間)は照応し合い、天空の星々の配置は、あなたの内なる宇宙の地図でもあるのです。
十二の星座は、人間の成長の十二の段階を表しています。牡羊座の「誕生」から魚座の「統合」まで、魂は螺旋を描きながら成長していきます。あなたの出生図に刻まれた星座の配置は、今世であなたが取り組むべきテーマを示しています。
星は命令するのではなく、傾向を示します。「星は賢者を導くが、愚者を支配する」という古い格言が教えるように、星の言葉を理解することは、自由への第一歩なのです。
NANAYA'S APPROACH
七八における西洋占星術
七八では、西洋占星術を東洋の占術と重ね合わせることで、文化の壁を超えた普遍的な洞察を得ることを目指しています。四柱推命の「日干」と西洋占星術の「太陽星座」、算命学の「十大主星」と「惑星のアスペクト」——異なる言語で語られる同じ真実を、統合的に読み解きます。
特に、トランジット(現在の星の配置)とプログレス(進行図)を活用し、「今」という時間の意味を深く掘り下げます。東洋占術の大運・流年と西洋占星術のトランジットを照合することで、より精密な時期読みが可能になります。
西洋占星術は、心理的な深みにおいて他の占術を補完します。なぜその行動パターンを繰り返すのか、なぜその人間関係に惹かれるのか——星の言葉は、あなたの無意識の物語を照らし出します。
東洋と西洋、二つの空から見つめることで、 あなたという存在の全体像が、はじめて浮かび上がる。
